今年最初の一粒万倍日に寄せて

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明けましておめでとうございます。北木西公民館主事の友野です。 
北木西公民館は、昨年12月からホームページ・ブログ・SNSアカウントの開設を始め、情報発信に力を入れ始めました。その理由と目標を、この記事でお伝えしていきたいと思います。

要点だけ知りたい方に、音声コンテンツを用意しました。(再生時間6分12秒)

今までの情報発信手段

このブログを書いている友野が北木西公民館主事に就任したのが、2021年の4月でした。その後、インターネット上での情報発信手段として、北木西公民館のfacebookページとnoteアカウントを作成し、細々と運営しています。

アナログでの情報発信手段としては、笠岡市の離島にある公民館7館(高島公民館・白石島公民館・北木西公民館・北木公民館・真鍋島公民館・飛島公民館・六島公民館)が合同で20年以上にわたり発行している広報紙『しまかぜ』へ記事を提供しています。

他に北木西公民館独自の取り組みとして、前任者の頃より20年以上にわたり『公民館だより』を不定期(年4~6回)で発行しています。

リンク集:
北木西公民館facebookページ
北木西公民館note
『しまかぜ』バックナンバー(笠岡市役所)

新たに始めた情報発信

上記の情報発信手段に加え、2022年の12月に北木西公民館のホームページとブログを開設。twitterやLINEでもアカウントを取得したほか、You Tubeで動画の配信も始めました。

リンク集:
北木西公民館ホームページ
北木西公民館twitter
北木西公民館LINE
北木西公民館You Tube

情報発信に力を入れるようになったきっかけ

では、なぜ急に情報発信に力を入れ始めたのか。きっかけは2022年の神社のお祭りにさかのぼります。

主事・友野は町内会役員として、北木西地区にある春日神社・荒神社の秋祭りにも運営側で参加。近年はコロナ禍で祭りの規模も縮小されていますが、それ以前に祭りの担い手の高齢化・数の減少が進んでおり、儀式の簡略化が進んでしまいました。お神輿は蔵から出して飾り付けることはできたものの、人手不足のため担ぐことはできず、昔の景気が良かった頃のお祭りの様子を知る方々は、残念そうな顔を見せています。

お神輿を蔵から出して飾り付けるだけで精一杯

往時の華やかさは失われてしまいましたが、春日神社・荒神社と無事に祭典を終えることができました。そして打ち上げムードとなったとき、お祭りを手伝ってくれた地域のおじさんが僕に声をかけてきます。

「友野くん。君みたいな若い人を、もっと島に呼べないか?」

(う~ん、やはり地域に残った人たちだけでは、限界が近づきつつあるな……)

祭りの運営側に加わり、改めて地域のマンパワーの不足を目の当たりにした僕は、地域課題を解消する一助とすべく、情報発信に力を入れることを決意したのでした。

北木島および北木西(金風呂)地区の現状

ここで北木島の現状を整理しますと、住民票ベースでの島内人口は600名くらい。高齢化率は7割を越えております。

北木西地区単体で見ると、毎月の市政だより配布対象になっているのが100軒あまり。高齢者の単身世帯も多いので、地区内の人口は150人ほどと思われます。敬老の日には77歳以上の方に記念品が配られますが、2022年の対象者は北木西地区内で90名を越えました。

若年層に目を向けると、北木中学校は数年前に休校となり、島に在住の中学生は、市の船に乗って本土側にある学校に通学しています(そこも1学年10名前後だとか)。小学校も北木島全体が学区ですが、全校児童は5名。幼稚園は現在対象児童がいないため、休園となっています。

このように少子高齢化が進んでいるため、地域行事などで動けるのも一部の人だけとなっています。町内会・消防団などの各団体の役職を兼務する方もいます。

情報発信の目的

そのような状況を踏まえ、北木西地区に興味を持ち行事などに協力してくれる人を1人でも増やすべく、情報発信に力を入れる決意を固めました。まず目指すのは、交流人口の増加。

ホームページ・ブログ・各種SNSを通じて北木西地区を知ってもらい、実際に足を運んでくれる人が現れてくれたらいいなと思っています。気軽に交流できる手段としてtwitterLINEアカウントも開設していますので、本年も北木西公民館の投稿に絡んでいただけると嬉しいです。

では皆さま改めまして、本年も北木西公民館と北木西地区をよろしくお願いいたします。

(大きく実る一粒万倍日に験を担いで)


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コメント

  1. […] 北木西公民館のブログを更新しました。2022年の12月に、北木西公民館はホームページを開設したりSNSのアカウントを取得したりと、情報発信手段を強化。その狙いを主事の友野が語ります。ブログ記事へはこちらからどうぞ。 […]

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